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リーダーシップ論
1.はじめに
大学時代から経営研究会と言う団体を運営し、今では全国でもNo.1を誇るほどの規模の経営研究会となりました。ある程度の規模になってから会員者、参加者からどのようにして規模を大きくしたのか、運営方法はどのようになっているのか?リーダーシップはどのように意識して行動してきたか?という多数の質問を受けました。そこで、経営研究会の会員者様向けに情報を整理し、リーダーシップについての記事を公開したところ、多数の方から反響を得ることができました。そこで、今回サクシードのサイトを拝見していただいた方々にお役に立てられるように、記事を一般公開いたします。
2.リーダーシップ論
早稲田大学名誉教授 工学博士 中沢弘氏によれば、リーダーシップ論は、特別な能力が求められるように思われるが、平凡なサラリーマンでも出来る。リーダーシップに必要な原理・原則や奉仕型の行動をとっているうちに、いつのまにか社長の器になっています。リーダーは資質論ではないです。リーダーシップ論の基礎を学び、または自ずから考え、それに沿って行動してきただけです。会社を良くしたいというビジョンを持って行動していくだけです。リーダーシップ論は一言で言うと行動論です。それは社員がお金儲けと言う意識を持つのではなく、いつも変革をしなければならないという意識で、会社の文化を創り、定着させ、伝承させるシステムを構築することです。
3.「リーダーシップに必要な原理・原則や奉仕型の行動をとっているうちに、いつのまにか社長の器になっているのである。」
リーダーシップにおいて何が重要かと考えると、上記の中沢教授の言葉に非常に共感するものがあります。特に、印象深いのが「リーダーシップに必要な原理・原則や奉仕型の行動をとっているうちに、いつのまにか社長の器になっているのである。」 以下3つ事例を述べます。
4.1500人の前で話す壁
中学1年の話で大変恐縮ですが、当時生徒会に入っていました。生徒会に入ると、1500人いる前で朝のスピーキングを10分位行い、号令を全校生徒に向けて話をしなければなりません。
生徒会には入ったものの、そのような大それた事は出来ないと思っていました。全校生徒の前で話した後には、話の内容がクラス中の話題となり、ネタにされるからです。話の内容を失敗すると、3ヶ月近く同級生等にネタにされてしまうので、それを考えると緊張してしまい話せなくなると何度も思いました。
そして、いざ朝の朝礼で全校生徒の前に立って見ると、最初の30秒ぐらい頭が真っ白に見えるのですが、それ以降黒い点と肌色の物体にしか見えなくなりました。何とかしなければと思い、メモを見て必死に話していきました。最初緊張して声が出なかったのですが、一分以上無理やり話していくにつれ、心に余裕ができ、スピーキングを棒読みにするのではなく、感情を入れて話すようになりました。
ここで感じたことは、30秒の壁を越えると、人間は何でもできるようになると認識しました。
5.嫌われないようにするか、路頭に迷わせるか
CLEVER(経営研究会)で、イベントを100名近くの講演会を最初に主催する際、20名の企画とは違いトラブルだらけで非常に辛かった思い出があります。飲み会の誘導をする際に誘導をしてくれない、途中退室が続出、講演途中で携帯を掛ける学生もいました。最初、彼らを見たときに、他人だし、もう会うことが無いからそのままにしておこうと思っていました。しかし、別の参加者から「プロジェクトリーダーなんだからしっかり指示てくれよ」と言われ、そこで吹っ切れました。自分が指示を出さない限り何も始まらない。自分が動かなければ、誰も動いてくれない。
前まで気を遣っているつもりで、参加者に何も言わなかったのですが、それが逆効果なのだと思い、口をすっぱくして言うようにしました。
「講演会中には、ボランティアで講師は来て頂いているので、携帯は切るようにしてください。」「席は前の方からお座り下さい。」「皆さん飲み会場に行きますので私の後を必ず付いてきてください。」と言ったように規制を掛けたところ、逆に講演会の参加者は必死に聞くようになりました。また、トラブルが起きた時にも、悩まず瞬時に新しい解決策が出せるようになりました。また、講演会の時に司会をする際に、事前に紙を持って話すのではなく、自分が思ったことを伝えたほうが、人に感情が伝わり、自分の方に向いてくれるようになりました。そこで、周りの雰囲気を壊さないように、また人から悪く思われないように何もしないようにしようと思っていた自分は、逆に参加者を路頭に迷わせ、迷惑を掛けているのだと気づきました。
6.パートナーを増やすには
経営研究会を立ち上げた当初、講演会をする際にも、団体のパートナーを集める際にも人集めをする事が全然出来ませんでした。その理由は何か、中学・高校時代から柔道、空手をやっている事もあり、人に頭を下げるのではなく、人を殴り飛ばして打ち勝って考えを変更させるのだと思いこみ、協調性の前に自分さえ強くなり、能力が伸びれば人が勝手についてくると言う方針でした。
しかし、その方針では人はついて来ませんでした。「何故人はついてこないのだ、どうやったら人は興味を持ってくれるのだろう」と思うようになりました。そのためには、自分がやりたいことを無理に伝えるのではなく、相手の意見も聞きながら話していくうちに共通点を見つけ、気づきを与えれば共感を持ってくれることがわかりました。また、プライドが傷付いても知らない人に話しかけていかなければならないと思いました。その行動をしていくうちに奉仕をしていくと言う気持ちで物事を進めると良いと思いました。
例えば、
①しばらくメールをしていない方に、こまめに連絡を取る重要性を感じ、どんな人でもメールが来たら必ず返信をするようにしました。
②携帯等に着信履歴があった場合、掛けるようにもしました。
③イベントの参加者にはメールで一通ずつお礼のメールを返信していきました。
④パートナーが困った事があれば出来る限り話を聞き、その問題が解決するように対応をしていきました。
これらは時間が大変費やされ、一見無駄なように感じますが、一人一人に信頼関係が構築でき、逆に新しい出会いとチャンスが生まれて生きました。
7.今日より明日の自分のレベルアップ
上記の3つの事例を挙げ、いかにも私も出来ているように思えますが、未だに細かい失敗だらけです。しかし、失敗を失敗と思わないより、失敗をどう改善していくかが、成長への一歩だと感じるようにしています。また、新しい事をチャレンジする事によって失敗をする事、ミスも有り凹むことも多数ありますが、失敗の凹みにより次は失敗しないぞと言う気遣いができるようになっていきます。

つまり、今日より明日の自分のレベルアップ・・・。
参考文献:国際技術情報誌  工業調査会
「わくわくリーダーシップ論」
早稲田大学名誉教授 中沢弘
CLEVER(経営研究会)
会長  斉藤 丈真